遺された人への負担を軽くし、自分の残りの人生をより充実するための準備活動として終活に取り組む方が増えています。
さて、終活のメリットとは具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。
見ていきましょう。
終活のメリットは主に2つです
遺される人たちの負担を軽くできる
自分の身の回りを整理したり、葬儀の形や終末期治療等において自分の希望を伝えておくことによって周りの人の精神的な負担や手続きの負担を軽くすることができます。
また経済面においては、大きなトラブルに発展するのを防ぐためにも、「誰が」「何をどれだけ」受け取れるのかをできるだけ明確にしておきましょう。
自分自身が持っている財産の情報、またはローンや借金等の負の財産も書き出しておきましょう。
場合によっては遺言書の作成はもちろんのこと、相続相手との話し合いを進めておくこともおすすめします。
残りの人生をより充実したものにできる
終活を行うことによって今までの人生をより深く振り返ることができます。
そのことよって悩みや不安を改めて見つめ直すことにより、最期を迎えた時に少しでもやり残したことや後悔のないように過ごそうと思えるようになるのです。
終活のデメリットとは
終活をすることにより、死への不安や残された遺族への心配を抱いてしまうかもしれません。
人によって感じ方は様々ですが「死ぬこと」「残りの人生」について面と向かって意識するということは、少なからず不安を抱くものです。
また、後悔の念にさいなまれたり、多くのことを一人で抱え込んで落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
まとめ
終活をすることは、残された遺族や自分の人生を見つめなおす機会となりメリットが大きいと言えます。
また、不安を少しでも解消するために大切なことは、すべてを一人で背負い込もうとしないことです。
家族がいれば家族に、もし家族が難しくても周りの人や専門家に相談したりして、少しでも不安を解消しましょう。
そして、残りの人生を前向きに作っていくのだという気持ちで、楽しく終活に取り組んでいけるといいですね。
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